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【解決事例】窃盗罪の減刑事例 – 執行猶予中の判決

2024-08-06
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罪名処分結果
窃盗罪減刑(執行猶予中の判決)

相談前

依頼者は過去に一度窃盗罪で有罪判決を受け、執行猶予中の身でした。今回、依頼者は再び窃盗を犯してしまい、逮捕されました。彼は生活に困窮し、やむを得ず犯行に及んだと供述していましたが、再犯であることから厳しい処分が予想されました。

依頼者は自身の行為を深く反省し、再犯の動機や状況について詳しく説明しましたが、法律や裁判の知識が乏しく、自分の立場や今後の対処法について不安を抱えていました。家族や友人からの支援を得ることができず、弁護人の助けを求めることを決意しました。

相談後

当事務所の弁護士は、依頼者の背景や犯行の動機、再犯に至る経緯を詳細に聴取しました。詳細な聴取の結果、以下の方針で情状弁護を主張するよう整理しました。

犯行に至った経緯に酌むべき事情があること
依頼者は仕事を失い、経済的に追い詰められていたことが主な動機であり、家庭の事情や生活の困難さから犯行に至ったことが認められました。

全面的な罪の認否と真摯な反省
依頼者は犯行を全面的に認め、深く反省している姿勢を示しました。彼は再犯を繰り返さないことを誓い、自らの行動に対する責任を真剣に受け止めていました。

社会的制裁を受けたこと
依頼者は逮捕後、職を失い、社会的信用を失うなどの社会的制裁を受けました。これにより、再犯を防ぐための抑止力が働くことが考慮されました。

被害弁償の意思があること
依頼者は被害者に対する謝罪と弁償の意思を強く持っており、実際に被害者への弁償が進められていました。

両親の監督が期待できること
依頼者の両親は、息子が再び同じ過ちを犯さないように、監督と支援を行う意思を示しました。家庭内でのサポート体制が整っていることも、情状酌量の要因となりました。

弁護士はこれらの情状事情を弁論において主張し、依頼者の再犯防止に向けた取り組みを強調しました。また、依頼者が更生するための具体的な計画やサポート体制についても説明し、裁判官に理解を求めました。

担当弁護士のコメント

今回のケースでは、依頼者が再犯に至った経緯や背景について十分な説明を行い、裁判所に対して依頼者の更生の可能性を訴えることが重要でした。依頼者が真摯に反省し、再犯防止のための具体的な取り組みを行っていることを示すことで、裁判所に情状酌量を認めてもらうことができました。

依頼者が再び社会に復帰し、再犯を防ぐためには、家族や社会の支援が欠かせません。今後も依頼者が更生し、再び同じ過ちを犯さないように、当事務所としても引き続きサポートしていく所存です。


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【解決事例】窃盗罪→勾留取消しと執行猶予判決の獲得

2024-07-24
Home » 窃盗
罪名処分結果
窃盗罪勾留取消しと執行猶予判決

相談前

依頼者は、ある日店舗で万引きをしたところ、万引きGメンに発見され、現行犯逮捕の上勾留されてしまいました。

依頼者の近所に住む依頼者のご家族は、裁判所から依頼者の勾留決定が出たとの連絡を受け事件を知りましたが、あまりに突然の出来事であったため、状況を理解することもできず困り果てていました。

また、依頼者には過去にも同種前科が複数あり、執行猶予判決を受けたこともあったため、今度は実刑を受けてしまう懸念もあったことから、どうにか依頼者の身柄開放と実刑回避をしたいとのことで当事務所にご依頼がありました。 

相談後

当事務所は受任後、ただちに接見に赴いて事情を伺ったところ、依頼者には現行犯逮捕された万引き以外にも複数の余罪があり、余罪取調べも受けていることが判明しました。

当事務所では、まず依頼者の早期釈放を目指し、ご家族に身元引受書をご作成いただいた上で、依頼者への接見で得た取調べ状況等の情報をもとに勾留決定に対する準抗告を申し立て、勾留決定が取り消されるべきであることを詳細に主張しました。

その結果、勾留決定が取り消され、依頼者は勾留4日目に釈放されました。

釈放された後は、被害店舗への示談交渉や再犯防止のための治療プログラムへの参加等の助言を行うなどの情状事実を集めることに注力しました。

その後依頼者は公判請求(起訴)されたのですが、刑事裁判では、それまで収集した情状事実を裁判官に対して丁寧に主張し、結果として、執行猶予判決を獲得して実刑を回避することができました。

担当弁護士のコメント

このケースでは、初動の迅速な対応の結果、依頼者の私生活上の支障を回避することができました。

逮捕された直後にご家族からの相談があり、直ちに対応できたことが、早期の釈放を実現できた要因になったと考えています。

また、早期釈放を実現できたことにより、公判までの間に依頼者に有利な情状事実を多く収集することができたことが、同種前科が複数あるにもかかわらず、執行猶予判決獲得という結果に繋がったのだと思われます。

もっとも、本ケースでは依頼者やそのご家族の多大なご協力があったために良い解決ができたケースです。依頼者が早い段階から自身の問題と向き合い、真摯に再犯防止策に取り組んでいただいたことが功を奏したものと考えています。

当事務所では、迅速な初動対応に加え、依頼者やご家族と丁寧に向き合うことで、依頼者の将来を見据えた適切なサポートをご提供いたします。


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【解決事例】窃盗被疑事件|自首と示談による不起訴処分の成立

2024-07-12
Home » 窃盗
罪名処分結果
窃盗罪不起訴処分

事件の背景

依頼者(成人男性)は、複数回の下着窃盗を繰り返していましたが、その行為に深く反省していました。

依頼者は、犯行に至った経緯と精神状態について悩み苦しみながらも、適切な対応策が分からず、また逮捕されて失職することへの恐れから当法律事務所に相談に来られました。

相談後の対応

当事務所では迅速に対応し、依頼者の自首を決断へと導きました。

自首の成立に向けた適切な手続きを行い、同時に被害者との示談交渉を積極的に行ないました。

依頼者には真摯な反省文を作成していただき、ご家族の支えを背景に監督の誓約を行うことで、更生計画を提案しました。

結果として逮捕勾留を回避することができました。

また、不起訴処分を目指すための意見書を作成・提出しました。

これらの弁護活動が奏功し、依頼者は不起訴処分を得ることができました。

弁護士からのコメント

本件では、初動対応の速さが非常に重要であったと認識しています。

窃盗という犯罪を犯した後の依頼者の心理状態は非常に複雑であり、その精神的苦痛を理解し、適切なアドバイスを提供することができました。

自首の選択も、依頼者の真摯な反省と更生への意欲を訴える重要な要素となり、不起訴処分獲得への大きな一助となったものと思います。

私たちは一刻も早い弁護活動を通じて、依頼者の処分を軽減するために全力を尽くしました。


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【解決事例】窃盗被疑事件|示談及び上司等の監督による不起訴処分の成立

2024-07-10
Home » 窃盗
罪名処分結果
窃盗罪不起訴処分

事件の背景

依頼者は、下着窃盗を行ってしまい、逮捕されてしまいました。

依頼者は、犯行を深く反省するとともに、逮捕されて失職することへの恐れから当法律事務所に相談に来られました。

相談後の対応

当事務所は、依頼者の家族から相談を受け、直ちに接見に向かいました。

依頼者から犯行を認めて真摯に反省していること、被害者に謝罪したいという意向を伺い、弁護方針を整理しました。

当事務所は、検察官を通じて被害者と接触し、示談交渉を行いました。

また、依頼者のご家族に加え、依頼者の勤務先の上司からも、今後の監督を誓約する旨の意見書を取り付け、社会内で更生できる機会があることを強調しました。

これらの弁護活動が奏功し、依頼者は不起訴処分を得ることができました。

弁護士からのコメント

本件は、被害弁償の成立と、依頼者のご家族に加え上司からの監督を取り付けることができたことが、不起訴処分に至ったポイントだと考えています。

これらの弁護活動を限られた期間内で対応するためには、逮捕直後からご相談いただき、迅速な初動対応を実施できるかどうかが重要です。

私たちは一刻も早い弁護活動を通じて、依頼者の処分を軽減するために全力を尽くしました。


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