【解決事例】自動車運転過失致死罪→執行猶予での解決

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罪名処分結果
自動車運転過失致死罪執行猶予

相談前

相談者は、毎朝のように自動車で通勤していましたが、ある日、いつものように出勤途中に不注意から歩行者をはねてしまいました。その日は、特に気持ちの焦りがあったわけではなく、通常通りの運転をしていたといいます。しかし、不運にも見落としがあり、本件事故が発生しました。

事故後、すぐに救急車が到着し、被害者は病院に運ばれましたが、残念ながら被害者は命を落としてしまいました。

被害者の家族にとっても、突然の悲報は耐え難いものであり、相談者自身も大きなショックを受けました。

相談者は自らの過失で人の命を奪ってしまったことを深く悔い、真摯に反省していました。

相談後

相談者は当初から、自分の過失を認め、被害者の遺族に対してできる限りの謝罪と賠償を行いたいと強く希望していました。

相談者は、事故の詳細を思い返すたびに深い罪悪感に苛まれ、自分自身を責め続けていました。

このような相談者の真摯な姿勢を見て、当事務所は全力でサポートすることを決意しました。

当事務所は、依頼者の思いを尊重し、被害者遺族に対して誠心誠意の対応をするために動き始めました。

依頼者には、反省の意を具体的に示すために、反省文を何度も作成してもらいました。

反省文には、事故の経緯、被害者への思い、そして自身の過失に対する反省の気持ちが詳細に記されていました。

これにより、法廷でもその真摯な態度が評価されました。

再発防止のためには、依頼者だけでなくその家族の協力も不可欠です。

依頼者の家族には、今後の監督責任を誓約する文書を作成してもらい、法廷ではその誓約を証言してもらいました。

家族全体で再発防止に取り組む姿勢を示すことで、裁判官にもその真剣さが伝わりました。

また、依頼者は、今後二度と同じ過ちを繰り返さないよう、自動車を手放す決断をしました。これにより、運転そのものを避けることで、再発防止に努めました。この行動は、依頼者の強い意志と反省の証として法廷でも評価されました。

最終的に、依頼者の真摯な反省と誠意ある対応、家族の協力などが裁判官に認められ、執行猶予付きの判決が言い渡されました。

担当弁護士のコメント

本件は、自動車運転過失致死罪という重い罪状でありながら、依頼者の真摯な反省と誠実な対応により、執行猶予付きの判決を得ることができました。

依頼者の人間性や真摯な態度が大きく影響した結果であり、今後も再発防止に努める姿勢を維持することが重要です。

依頼者とその家族の協力に感謝するとともに、今後の生活が平穏であることを心より願っています。

この解決事例が少しでも同じような状況に置かれた方々の参考になれば幸いです。

当事務所では、常に依頼者の立場に立ち、最善の解決策を提供することを目指しています。

どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。


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