暴行罪・傷害罪|記憶がないときの対応

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Q&A

Q:暴行や傷害の疑いをかけられていますが、泥酔して記憶がありません。どう対応すれば良いでしょうか?

A:暴行や傷害の疑いをかけられた場合、泥酔して記憶がないとしても、警察への対応は慎重に行う必要があります。捜査の進行に影響を与えないよう、正直に記憶がないことを伝え、可能な限り状況を把握しようとする姿勢が重要です。また、示談交渉や反省の意思表示も刑事処分に大きく影響します。以下では、具体的な対応策を解説します。

1.取り調べの対応

警察の取り調べでは、記憶がないことを正直に伝えることが重要です。例えば、暴行や傷害の事実が疑われている場合でも、以下のような可能性があります。

・事実が誤認されている可能性
・正当防衛の主張が可能な場合
・暴行の内容が誇張されている可能性

そのため、「その通りで間違いありません」と簡単に認める供述は避けるべきです。記憶がない場合は、そのことをしっかり伝え、安易な供述を控えることが重要です。

2.嘘をつくリスク

本当は記憶があるのに「記憶がない」と嘘をつくと、捜査機関に不誠実な供述態度とみなされ、厳しい処分が下される可能性があります。さらに、被害者への謝罪や示談交渉が難しくなり、状況を悪化させる可能性があります。

警察からの取り調べでは、被害者や目撃者の証言、防犯カメラの映像などの情報が提供されることがあります。事実と異なる主張をしても、客観的な証拠と矛盾がある場合には、虚偽の主張は厳しく弾劾されるリスクがあります。

3.弁護士に相談するメリット

弁護士に相談することで、以下のようなメリットがあります。

警察への対応方法や取り調べに対するアドバイスが得られる

弁護方針の立案ができる

示談交渉をスムーズに進めるためのサポートが受けられる

処分を軽減するための戦略を立てられる

弁護士法人長瀬総合法律事務所では、初回無料相談を行っていますので、刑事事件でお困りの方はぜひご相談ください。

まとめ

酔って記憶がない場合でも、捜査への対応は慎重に行う必要があります。記憶がないことを正直に伝えると同時に、できる限り記憶を呼び起こし、弁護士のサポートを受けながら示談交渉などを進めることが最善です。

当事務所は、刑事事件でお悩みの方に向けて、初回無料相談を実施しています。刑事事件でお悩みの方は、ぜひ以下のお問い合わせフォームからお申込みをご検討ください。


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